健康食品の真実を知ろう!オリゴ糖は本当に便秘改善できる?

オリゴ糖が便秘改善に効果があるということを証明した2つの研究を紹介します



オリゴ糖を摂るポイント

研究では、オリゴ糖の摂取をやめてしまうと腸内のビフィズス菌が摂取前に戻っていました。そのため、オリゴ糖は毎日摂り続けることが良いということです。排便回数を調べた研究では、プラセボ(偽薬)群との間にも明らかな差があります。オリゴ糖だと思って似て非なるものを摂取しても、排便回数が増えるとは限らないということです。このことから、毎日続けられる質の高いオリゴ糖を摂取することが、便秘に一役買ってくれることがわかりました。健康食品を購入するとき、値段の高いものの便秘を改善したい方が効果があるのではないかと思ってしまうこともあるはず。しかし、腸内の善玉菌は、オリゴ糖をえさにすることで増殖します。高価すぎるオリゴ糖を買ってすぐにやめてしまうより、ちょうどいいお値段の商品にして毎日善玉菌に栄養をあげる方が得策ということ。

オリゴ糖摂取群とプラセボとの差が出てしまったということは、オリゴ糖もどきでは便秘には効果が薄いということ。毎日続けられる値段ということも大切ですが、信頼できるメーカーの商品を選ぶようにしてください。オリゴ糖そのものには腸内環境を改善し、便の回数を増やす効果があることが証明されています。後は商品の目利き力と、価格との兼ね合いになってくるでしょう。

ビフィズス菌の増加

オリゴ糖を摂取することで、腸内のビフィズス菌が増えたという研究を紹介します。オリゴ糖を1日あたり2.5グラム摂取することで、腸内のビフィズス菌が増えたことがデータ化されています。腸内環境が改善されることがデータで明らかになっているので、結果的に便秘が改善されることが証明されたといえます。こちらは先ほどのように研究会ではなく、腸内細菌学会誌で発表されたものです。学会発表=全国規模の大御所による批評の場にさらされたということです。シビアな世界ですので、こういった場で発表されたものは信用できます。

この研究では、オリゴ糖を摂取して1週間後、2週間後の腸内にいるビフィズス菌の経過を追っています。摂取前を比較すると、時間と比例して腸内のビフィズス菌量が増えていました。これはビフィズス菌がオリゴ糖をえさにして、増殖する性質があるからです。オリゴ糖と善玉菌を一緒に摂取することによって、腸内環境が改善することが明らかになった研究といえます。この研究ではオリゴ糖の摂取終了後2週間後に、腸内のビフィズス菌が摂取前に戻ってしまったこともわかっています。つまり、オリゴ糖を摂取するときは、毎日続けることが良いこということです。

排便回数の変化

1日5グラムのガラクトオリゴ糖を摂取した場合の排便回数を調べた研究を紹介します。この研究では、被験者を3つのグループに分けています。オリゴ糖を摂取した人、オリゴ糖を摂取していないプラセボ群(偽薬・有効成分のないこと)、全く摂取していない人に分類しました。プラセボと比較することで、先入観をなくし、客観的に調査することができます。結果、オリゴ糖を摂取していない人と摂取した人では、排便回数に明らかな差が出ました。

この研究に良いところは、被験者を「軽度便秘傾向」の人に絞り込んで調査した点です。軽度便秘傾向がある人の場合、プラセボ群・非摂取群とも偶然ではない明らかな差が出ました。専門用語では、「統計的有意差がみとめられた」と呼ばれます。つまり、便秘傾向のある人ほど、オリゴ糖を摂取することで排便回数に差が出るということ。オリゴ糖を食べるとお通じが良くなると言われますが、きちんとした科学的根拠があるということがあります。

この研究は日本食品新素材研究会という専門家が読む学術誌に掲載されています。学術雑誌の場合、第三者である専門家の審査を通過しないと論文が掲載されません。身近な例である漫才に例えてみましょう。お笑い芸人が漫才やネタを所属している事務所が経営する劇場でお客さんに見てもらう場合と、テレビ中継される全国的な大会に出る場合ではどちらが緊張するでしょうか。漫才大会の中には、プロの芸人が審査することもあります。研究データに話を戻すと、劇場は自社研究、全国大会は学術系の専門誌と言い換えられます。自社劇場と同じネタ(研究)であったとしても、研究者はより良いものを出そうと正確性に細心の注意を払います。これは学術系の専門誌のデータなので、「オリゴ糖で便秘が改善する」科学的根拠だといえます。

参照…便秘の改善情報掲載

便秘と健康食品の関係

オリゴ糖が便秘改善に効果があるということを証明した2つの研究を紹介します。簡単にいえば、数値による科学的な根拠があるということ。インターネット上でさまざまな情報が錯綜している時代だからこそ、正確性にこだわりました。健康食品に限らず、情報の信頼性を高めるために研究データが引用されていることはよくあります。しかし、本記事は学会誌や研究誌に掲載された研究データに限定しています。統計を使ったデータの場合、ある程度の信頼性はあります。しかし、読者が同じ専門家である学術系の雑誌に掲載される場合、厳正な審査があるので信頼性が高いのです。ただ、便秘にオリゴ糖が効きます、と言葉で書くことは簡単です。しかし、科学的根拠を示さない限り、その文章に信頼性はありません。読み手にしっかりしたネタを提供することが目的なので、学術雑誌掲載のデータを用いています。

研究内容を要約すると、「排便回数の変化」「腸内のビフィズス菌の増加」の2点です。排便がなかった人がオリゴ糖の摂取によって変化が見られたことが、科学的に証明されています。一般的に便秘改善というと、排便回数の変化によって判断する人が多いもの。しかし、オリゴ糖は腸内の善玉菌を増やしてくれるので、思わぬ二次的な作用もあります。腸内の悪玉菌が増加すると、便が腐敗臭を放つことがあります。便秘傾向があり、臭いに悩まされている人にオリゴ糖はぴったりだといえます。オリゴ糖はヨーグルトなどの善玉菌を含んだ発酵乳製品との相性が抜群です。毎日の食生活に取り入れやすいので、ぜひご家庭のメニューに加えてみてください。